2016年04月15日

熊本県に震度7の地震発生!!

熊本県に震度7の地震発生!!



平成28年4月14日午後9時26分 熊本県益城町で震度7の揺れを観測した。

私は発生して2時間経った午後11時に、出張先の東京のホテルで
パソコンを開き、ニュースで知りました。

即、知人の携帯電話に連絡しましたが、不通状態でした。テレビの
ニュースでは、すべての番組で地震速報となっている状況です。

テレビで見る様子で直下型地震とわかりましたが、原発に影響なし
というニュースが速報されていたことに、3.11での教訓が表れてい
ました。

また、気象庁の “津波の影響はない” という速報を見て、新たな
大災害の可能性が消えたことにホッとしました。  

安倍首相を筆頭とする政府の早い対応、熊本県知事の自衛隊への
災害派遣要請は、阪神淡路大震災での政治判断失敗を教訓に、
電光石火の対応であると思う。
早期対応によって、救える命がしっかり救ってもらえるのだ。

心配なのは病院内の予防対策がなされている地域なのかどうか
である。住民がケガをして救急病院にかけつけても、院内の機器や
備品が吹っ飛んで使い物にならなくなっている可能性があります。
テレビに映っている病院は大丈夫な様子ですが、ちまたの病院は
どうであろうか・・・。
ニュースでは、時間が経つごとに死亡者、負傷者、避難者の数が
増してくる・・・。


「家の中の物が倒れて無茶苦茶になっている状態で、
家の中に入れない」
「物が飛んでガラスが割れて、怖くて外にいます」
「何もかも倒れてしまった」
「停電して暗くなったところで箪笥が倒れてきて頭にあたり、
ケガをしました」
「何をしていいかわからない」等々と、
被災者の方々がコメントしています。

当会が常日頃 予防対策として推進している室内の転倒防止
(吹っ飛び予防) 対策をしているか、被災してその効果が初めて
わかるのである。

大きな余震は続いている・・・。
深夜に外に出て避難するのはとても辛い。寒さによって体力が
奪われるだけでなく、精神的にも不安が増す。


他人ごとではないのである。

お亡くなりになった方にお悔やみ申し上げますとともに、負傷された
方、被災された皆様の早期ご快復をお祈りいたします。

過去の教訓は活かされているのか。
改めて一人一人が反省と同時に、即自分でできる予防対策を実施するのみである。

              午前3時45分
              震災から命を守る会
              理事長 臼井康浩拝



下記は気象庁が国内で最初に発表された観測情報です。

平成28年04月14日21時28分 気象庁発表
14日21時26分頃地震による強い揺れを感じました。
現在、震度3以上が観測されている地域は次のとおりです。

震度7 熊本県熊本

震度5弱 熊本県阿蘇 熊本県天草・芦北
宮崎県北部山沿い

震度4 山口県西部 福岡県福岡
福岡県筑後 佐賀県南部 長崎県南西部
長崎県島原半島 熊本県球磨 大分県南部
宮崎県北部平野部 宮崎県南部山沿い 鹿児島県薩摩

震度3 福岡県北九州 福岡県筑豊
佐賀県北部 長崎県北部 大分県北部
大分県中部 大分県西部 宮崎県南部平野部
鹿児島県甑島