2016年09月01日

防災の日に想う

            防災の日に想う


 謹んで 台風10号の被害により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた皆様へのお見舞いを心より申し上げます。


 本日は9月1日「防災の日」です。
過去の「関東大震災」が大正12年9月1日に発生したことから、後に この日を「防災の日」と名付けられたといわれています。
 しかし、この謂れを深く調べると、名称の理由は地震が発生したから「 “ 防災 ” の日」と単純に命名したのではなく、9月前後には台風が発生する時期でもあり、あらゆる災害(災い)に対して、未然に防ぐことが肝要である、ということを示すために「震災の日」ではなく「 “ 防災 ” の日」と名付けられたそうです。


 8月末に発生し、ゆっくりくと北上した台風10号によって、東日本、特に北海道、岩手県では大変な被害が発生しました。 北国は豪雪の対策では地域の皆さんは心得ていらっしゃると思われますか゛、平素は東北にあまり到達しない台風への対策は、勝手が違ったのでしょうか、暴風、大雨は地域住民の避難する判断を鈍らせてしまったのだろうか、と想像してしまいました。
 また、行政についても岩手県が岩泉町の避難勧告を把握していなかったことや、大水による水害、河川の氾濫は予想できていなかったのか、あらゆる反省と驚きが報道によって知らされています。

 まさに、9月前後は あらゆる災いに対して、備えねばならない、ということを否応にでも、体験させられる時期と考えてもいいかも知れません。体験で済めばいいのですが、生死にかかわることですから、事前の訓練、意識づけは「防災の日」以前に実施しておかなければ、命を失うことになりかねません。

 ここでお伝えしたいことは、「防災の日」に合わせて訓練するのではなく、防災の日前後に災いか゛多く発生することを想定して、事前に避難訓練はもちろん、最新の勉強会や防災講習会等を行って、心身を鍛えておくことか゛必要ではないでしょうか。

  災害は春夏秋冬を選ばず、発生します。
  ならば、春夏秋冬、それぞれの季節に合わせた対策、訓練が必要です。

  準備していないことは、いざという時には出来ません。
 
  事前の予防対策(物理的な準備・転倒防止対策等の備えと、精神的な理解・行動等を伴う訓練)を
  自発的に実行したこと人(自助)が、自分の命を守る可能性を大きく広げられる存在となり得ます。

  自助・共助・公助は、自助が成立しなけれは゛成り立ちません。 公助は後からやってきます。
  先ずは、自助ありきです。

 3日から4日にかけて、今度は西日本に台風12号が上陸すると予報されています。
どうか、油断なく予防対策を行い、被害減少(減災)に向けて備えましょう!!



                                平成28年9月1日(木)
                                特定非営利活動法人
                                震災から命を守る会
                                理事長 臼井康浩
  


2016年04月24日

熊本地震

熊本地震


謹んで 熊本県熊本地方を震源地とする「熊本地震」によって、熊本県、大分県、周辺の皆様でお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

熊本地震 (4月14日(木)21時26分) が発生して、10日が経ちました。
震度7クラスの大型地震が二度起こるという、自然の驚異をあからさまに見せつけられた震災でした。気象庁は最初の地震を「前震」、28時間後の4月16日(土)1時25分に起きた地震を「本震」と後日発表しました。                       私は、14日に発生した地震の後に、“もっと大きな地震が発生する可能性がある”ということを、地震で被災されている方々に対して辛い時に伝えるのは酷かも知れませんが、命を守るための警告として、“しかるべきところ”が周知すべきであったと思います。

過去に発生した地震データには、本震の前に、それなりの規模の地震が発生しているということが解明されています。
地震科学者や専門家ならご存知の知識であり、専門用語かも知れませんが、これまでの震災で「前震」「本震」という言葉で地震を表現されたことは耳にしません。ましては、地震の少ない九州地方の皆さんには、本震も前震も即座に何らかの方法で伝えてもらわなくては、わかることがありません。

思い起こせば、5年前に発生した東日本大震災では、津波は一度だけでなく、何度も東日本の海岸に押し寄せたのではなかったでしょうか。

津波の発生するメカニズムは、海底で起こる地震や火山活動であり、それによって海底での地滑り等が二次的に発生することによって、
水の塊は複数にわたって何度も形を変え、津波となって陸に遡上する自然現象といわれています。津波の大きさ、速さというのはそれぞれ違うのでしょうが、大小形を変えて水は波となって陸を襲います。

これに平行して、海底で起こる地震や火山活動が起こるたびに陸が揺れるという仕組みです。ですので、東日本大震災では、陸が何度も揺れた後に、津波が何度も押し寄せたというわけです。

東日本大震災の場合は海底で起こる海溝型地震=津波発生というパターンでしたが、陸内の直下で発生する直下型地震も、一度だけでなく、何度も地震を繰り返します。それが余震というわれるものですが、小さいのもあれば、大きいのもあります。この余震の怖さを、もっと詳しく、命にかかわる情報として知らされていなかったことが、悔やまれてなりません。

当会は、阪神淡路大震災によって被災した故岩瀧幸則氏によって、
震災を予防するNPOとして立ち上げられました。災害後のボランティアを活動とする組織ではなく、命を守るために、平素何を準備すべきか、何をするべきかをお伝え、お手伝いする組織です。なのに、余震のメカニズム、それ周知をする力、知識、方法等が未熟です。繰り返しますが、悔やまれてなりません。

“しかるべきところ”の責任に
して終わってははならない、私どもの存在、意義のあり方を見直さなければならない。猛省です。  私は、災害対策の原則として「準備していないことは、“いざ”という時にできない」と考えています。だからこそ、事前予防の対策、心構えと実践が必要なのです。予防に勝る治療はありません。 
当会は、微力弱小の組織ではありますが、「命を守る」ための事前予防対策を啓蒙する組織として、大いに反省し、改めて努めて参る所存です。


今、熊本県、大分県では、お亡くなりになった方のご家族、命はとりとめたが様態が重く入院されいる方、入院はしていないがエコノミー症候群の兆候のある方、身体は元気でも職場が崩壊してどうすれば悩まれている方等々、様々な方が辛い思いをされています。

しかし、不通だった交通網も復旧し、離れ離れとなっていた家族との再会が実現されている方もあり、少しずつ明るさを取り戻す流れが出だしていることに気持ちが和みます。そして全国、いや世界中からボランティアの皆さんが被災地のお手伝いに迎えるようになりました。問題点として、避難所によって物資、ボランティアの配分がうまくいかず、その格差が出てきているところもあるようです。こうした点は、被災後の課題として考えていかねばならないでしょう。

でも、それは命があってこそ、辛くも耐えていかねばならない試練だと思います。生意気で失礼な表現かも知れませんが、「自分の命があってこそ」です。

驚かせるわけではありませんが、次の震災、災害に備えることを忘れてはいけません。命を脅かす災害は、今日起こるかもしれないのですから・・・。

 
平成28年4月24日
特定非営利活動法人 
震災から命を守る会
理事長 臼井康浩

                                
  


2016年04月15日

熊本県に震度7の地震発生!!

熊本県に震度7の地震発生!!



平成28年4月14日午後9時26分 熊本県益城町で震度7の揺れを観測した。

私は発生して2時間経った午後11時に、出張先の東京のホテルで
パソコンを開き、ニュースで知りました。

即、知人の携帯電話に連絡しましたが、不通状態でした。テレビの
ニュースでは、すべての番組で地震速報となっている状況です。

テレビで見る様子で直下型地震とわかりましたが、原発に影響なし
というニュースが速報されていたことに、3.11での教訓が表れてい
ました。

また、気象庁の “津波の影響はない” という速報を見て、新たな
大災害の可能性が消えたことにホッとしました。  

安倍首相を筆頭とする政府の早い対応、熊本県知事の自衛隊への
災害派遣要請は、阪神淡路大震災での政治判断失敗を教訓に、
電光石火の対応であると思う。
早期対応によって、救える命がしっかり救ってもらえるのだ。

心配なのは病院内の予防対策がなされている地域なのかどうか
である。住民がケガをして救急病院にかけつけても、院内の機器や
備品が吹っ飛んで使い物にならなくなっている可能性があります。
テレビに映っている病院は大丈夫な様子ですが、ちまたの病院は
どうであろうか・・・。
ニュースでは、時間が経つごとに死亡者、負傷者、避難者の数が
増してくる・・・。


「家の中の物が倒れて無茶苦茶になっている状態で、
家の中に入れない」
「物が飛んでガラスが割れて、怖くて外にいます」
「何もかも倒れてしまった」
「停電して暗くなったところで箪笥が倒れてきて頭にあたり、
ケガをしました」
「何をしていいかわからない」等々と、
被災者の方々がコメントしています。

当会が常日頃 予防対策として推進している室内の転倒防止
(吹っ飛び予防) 対策をしているか、被災してその効果が初めて
わかるのである。

大きな余震は続いている・・・。
深夜に外に出て避難するのはとても辛い。寒さによって体力が
奪われるだけでなく、精神的にも不安が増す。


他人ごとではないのである。

お亡くなりになった方にお悔やみ申し上げますとともに、負傷された
方、被災された皆様の早期ご快復をお祈りいたします。

過去の教訓は活かされているのか。
改めて一人一人が反省と同時に、即自分でできる予防対策を実施するのみである。

              午前3時45分
              震災から命を守る会
              理事長 臼井康浩拝



下記は気象庁が国内で最初に発表された観測情報です。

平成28年04月14日21時28分 気象庁発表
14日21時26分頃地震による強い揺れを感じました。
現在、震度3以上が観測されている地域は次のとおりです。

震度7 熊本県熊本

震度5弱 熊本県阿蘇 熊本県天草・芦北
宮崎県北部山沿い

震度4 山口県西部 福岡県福岡
福岡県筑後 佐賀県南部 長崎県南西部
長崎県島原半島 熊本県球磨 大分県南部
宮崎県北部平野部 宮崎県南部山沿い 鹿児島県薩摩

震度3 福岡県北九州 福岡県筑豊
佐賀県北部 長崎県北部 大分県北部
大分県中部 大分県西部 宮崎県南部平野部
鹿児島県甑島






  


2016年03月02日

震災から命を守る会 愛知県支部からのお知らせ


震災から命を守る会 愛知県支部からのお知らせ


『南海トラフ地震対策 講演会』

家具を留めようシッカリと! 
なぜ耐震診断? なぜ耐震補強?


平成28年3月19日土曜日
愛知県名古屋市緑区役所 2階講堂
 [緑区青山二丁目15 (代表番号052-621-2111)]

受付 : 午前9時30分、 開演 : 午前10時~12時
対象 : 名古屋市在住の方。老若男女。

主催 : 特定非営利活動法人震災から命を守る会 愛知県支部
共催 : 特定非営利活動法人震災から命を守る会 岐阜県支部  
後援 : 愛知県

問い合わせ先
特定非営利活動法人 震災から命を守る会 愛知県支部
電話052-839-0910
  


2016年02月28日

震災から命を守る会 岐阜県支部からのご報告


「南海トラフ地震対策 講演会」


平成28年1月23日土曜日午前10時から12
岐阜県各務原市産業文化センター(第3会議室)において
主催 : 特定非営利活動法人 震災から命を守る会 岐阜県支部
共催 : 特定非営利活動法人 震災から命を守る会 愛知県支部 
後援 : 岐阜県 岐阜市 各務原市 による
「南海トラフ地震対策 講演会」が開催されました。


各務原市産業文化センター(第3会議室)でのセミナーの様子

 熱弁をふるう講師の 福島 孝幸 愛知県支部長 


  


2016年02月18日

『平成28年「1.17阪神淡路大震災からの教訓」』 の ご報告

平成28年「1.17 阪神淡路大震災からの教訓」


≪楽しく防災にふれる体験プログラム≫
 黙祷  
 参加者全員で阪神淡路大震災をはじめ、これまでの災害でお亡くなりになった      方々に哀悼の意を捧げて黙祷を行い、開会としました。


 被災地での写真を見せて、災害に備えることの大切さを伝える                    和歌山大学生の高本滉一君。


 たまごのカラ・ロードを歩き始める児童たち。



 子どもの手をとる臼井理事長。


「痛い!」といいながらも、にこやかに前に進む子どもたち。
  子どもを気遣う 木村郁夫 大阪府支部長。

「地震が起きた!どうする!?」の声に、素早く 『だんごむし』     態勢になる子どもたち。
 あたまをしっかり ガードしています、よくできました!!

 先生も一緒に 『だんごむし』 になってくれました。 
 ご協力に感謝致します♡

「辛いことがあったら、心をおちつかせよう」災害時での 
   心のありようを話す臼井理事長。


「自分を守る防災授業~こんなときどうする?~」
  和歌山大学防災教育チームSAZANKA(サザンカ)
 SAZANKA作成の 「みんなのぼうさいてちょう」 を題材に  クイズをしてくれました。

 SAZANKA前田さん(正面右側)の呼びかけに元気に答える      子どもたち。

「みんなどっちかな?」子どもの様子をうかがいながら質問する  SAZANKA石川代表(右側男性)。
 
「避難袋に入れておくものは、どっちかな?」 笑顔で質問する  SAZANKA日野副代表(右から2番目)。

 頭を守る大切さを伝えるSAZANKA永野さん(左側)。



東日本大震災を経験して
 
           ~“いざ”という時に活きる躾しつけ~

 
 笑福会 (東日本大震災によって、和歌山に避難されてこられた方の親睦会)
   会長 佐藤 勉 様
 佐藤 勉 先生のお話しに聞き入る子供たち。
 みんな おりこうさんでした。

 先生方も真剣に拝聴されていました。

「目で聞いたら、心で聴けるよ」
  こころの目ついて、やさしく お話しして下さった佐藤先生。


震災から命を守る会 各支部からの参加  
左から愛知県三河支部準備室 立岩登さん、木村郁夫 大阪府支部長、
丹野賢治 東京都支部長、垣内珠代 和歌山御坊支部長


丹野賢治 東京都支部長による閉会挨拶
当会を代表して、締めていただきました。




        当日(平成28年1月14日)の模様の掲載記事です。 
        各報道関係の皆様、ありがとうございました。

・朝日新聞    115日朝刊 和歌山版 (インターネット記事・動画有り)

http://digital.asahi.com/articles/ASJ1G42NFJ1GPXLB00B.html?rm=380

・毎日新聞    115日朝刊 和歌山版 (インターネット記事有り)

http://mainichi.jp/articles/20160115/ddl/k30/040/498000c

・産経新聞    115日朝刊 和歌山版

・読売新聞    115日朝刊 和歌山版

・わかやま新報  116日 (インターネット記事有り)

http://www.wakayamashimpo.co.jp/2016/01/20160115_57391.html

・わかやま新報  119日 (AR機能・・・アプリ動画有り)

・ニュース和歌山 119日 (インターネット記事有り)

http://www.nwn.jp/news/16012303_sazanka/

 


・テレビ和歌山  114日 当日ニュース放映 (インターネット記事有り)

http://www.tv-wakayama.co.jp/news/detail.php?id=37442

・和歌山放送   114日 当日ニュース放送 (インターネット記事有り)

http://wbs.co.jp/news/2016/01/14/74619.html

・NHK和歌山  114日 当日ニュース放映

 

 


  


2016年02月12日

平成28年1.17阪神淡路大震災からの教訓」の御礼


 
  このたびは 平成28年「1.17 阪神淡路大震災からの教訓」に
ご参加ご協力いただき、誠に ありがとうございました。
 お陰さまで、楽しく 盛況に終えることができました。
参加していただいた保育所・幼稚園の先生方、保護者の皆様に
こころより 感謝御礼申し上げます。
 また、早朝よりお手伝い下さったボランティアの皆様、スタッフの
皆様、支部の皆様、助成していただいた子どもゆめ基金様に感謝申し上げます。
 ありがとうございました。



                  特定非営利活動法人
                  震災から命を守る会 
                  理事長  臼井康浩
  


2015年11月06日

平成28年「1.17 阪神淡路大震災からの教訓」 のお知らせ


平成28年「1.17 阪神淡路大震災からの教訓」 
   
   
災害はいつ発生するかわかりません。
発生すれば幼児、老若男女に関わらず、みんなが被災します。
災害時には、子ども自身が身を守る意識の有無で生死が
分かれるかもしれません。
いざ、という時のために、当セミナーでは 児童を怖がらせないで、
楽しく “ いのち を守る ” 防災にふれていただきます。

東日本大震災が発生して来年で5年目を迎えます。
和歌山大学防災教育チームと被災体験者から児童に向けての
メッセージを、震災への “心の備え” にしていただければ幸いです。


日程 : 平成28年 1月14日 木曜日
 
( 平成28年の17日は日曜日で 児童施設のお休みの日なので、14日に前倒ししました )


会場 : 和歌山ビッグ愛 1階 展示ホール

時間 : 午前9:30~11:10 保育園児、幼稚園児 対象 (保護者、一般の見学 可)

入場無料


①楽しく防災にふれる体験プログラム

講 師    特定非営利活動法人 震災からを守る会
        理事長 臼井 康浩

     1. 避難路を歩く・・裸足で避難することの危険を知る体験
     2.  就寝中からの避難・・避難する時に、身を守り、靴を履く習慣を身につける体験
     3. 一人になった時、危険を感じた時、おなかの底から声を出し、危機を周囲の人に知らせる体験


②自分を守る防災授業  ~ こ ん な と き ど う す る ? ~

講 師    和歌山大学防災教育チームSAZANKA
        代表 石川 亮太 氏 、日野 なつみ 氏


③東日本大震災を体験して
 ~ “ いざ ” という時に活きる 躾(しつけ) ~
 

講 師   笑福会 (東日本大震災によって、和歌山に避難された方の親睦会)
       会長 佐藤 勉 氏



主催 : 特定非営利活動法人 震災からを守る会


お問合わせ先 特定非営利活動法人 震災からを守る会

TEL : 073-472-5619   FAX : 073-476-4589

E-MAIL: info@inochimamoru.org

H P : http://www.inochimamoru.org

Blog : http://mamorouwakayama.ikora.tv/



【助成】   独立行政法人 国立青少年教育振興機構 子どもゆめ基金 助成事業

【後援】  和歌山市      
和歌山市教育委員会        国立大学法人 和歌山大学
  


2015年04月27日

防災・防犯まちづくり -みんなでつくる災害に強い環境づくり- アンケート


このアンケートは、和歌山動物愛護推進実行委員会が、
平成27年2月7日(土)・8日(日)の両日にわたって参加者の皆様からいただいたものです。




2月7日 防災セミナーのアンケート集計


①「和歌山市の災害と防炎・防犯対策」
・勉強させていただきました。
・他府県でもしっかり取り組んで!今日近隣の市府町の職員が来て頂けたらと思いました
・ハザードマップの重要性を再確認。
・自分の生活の場が津波や地震でどうなるのか改めて知ることができてうれしかったです
・避難所運営マニュアルの早期作成、公表を望む。
避難所施設(小・中)レベルでのマニュアル作成をすべきである。
・和歌山の防災上の弱点がわかってよかった。災害時の防犯対策もとても参考になった。
・自分の地域にピンポイントでもっと情報を知りたい場合はどこで尋ねればよいでしょうか
・地震による被害を改めて実感することができた。
・災害時の対策(事前準備)がよくわかりました。
・自主防災活動支援の内容や要支援者名簿の作成が興味深く、
自分の町でも確認してみようと思います。
和歌山市における危機の想定や対策に分かりやすい説明で理解しやすかったです。

②「学校へのペットとの同行避難について」
・避難所の長として同行避難に積極的に取り組んでいらっしゃる校長先生に恵まれ、
地域コミュニティの活性化にも積極的な福島小学校の地域はすばらしいと思いました。
現状、全国的に同行避難はペットを屋外に置くのが基本ですが、
できるなら「同居避難」ができる環境を作っていきたいものだと感じました。
・東北の様子がわかりやすく、いろいろな画像を交えての講演だったのでよかった。
同行避難に対する準備の必要性がわかりやすく説明してもらえた。
・ペットの同行避難はいろいろな困難な部分があると分かった。
・同行避難は大事なことだと思いますが、避難所で体育館に一緒に入るのは難しいかと。
私の家族はネコアレルギー、トリ恐怖症です。
・ペットと同行避難するためには日頃のしつけ等ペットとの関わり方をもっと考えないと。
・避難所運営マニュアルの理解ができていない、避難所施設管理者としては不適である。
・同行避難できるようモカちゃんのような犬に我が家もしていきたいです。
・まずは自分のペットの存在を地域の方に知って頂く必要性を感じた。
・地域の人々との関わり合いの大切さがよくわかりました。
・もっとふやしてほしい。
・自治会からの明確なペットとの避難。

③「災害時での感染症への対策」
・考え方の基本的な部分や知識がわかりよかったです。
・昔から行われているシンプルな対策が一番大事なのだと再確認。
・日頃の心がけが大切だということを改めて感じました。
・話が聞けてとてもよかったです。自分や家族の生活習慣を見直したい。
・感染症の恐ろしさを改めて知った。
・免疫力の話は非常に興味深かった。インフルエンザの不顕性感染の話がよかった。
手洗いの重要性もよかった。
・大学でも感染症について学んだのですが、親や祖父母から
「生きる力を身につけておく」ようにしつけられたことが単に道徳教育以上に重要だ
ということ気付かされ、目からウロコの思いでした。晩婚化が進むと祖父母と孫の
接する時間も減ってしまうので憂慮すべき時代だと思いました。

④「災害時における動物病医院と獣医師の役割」
・子猫のミルクボランティアを通して高齢者や若者を交えた地域コミュニティーの活性化
を狙うアイディアは斬新ですがとても素晴らしいと思いました。
防犯をしながら犬の散歩をするというのも地域にペットが受け入れられやすい社会
にしていくためにもとても重要だと気付かされました。
・災害時にはやはり、自助(平時からの備え)が必要であると改めて感じた。
・自助、共助、公助の大切さがわかった。
・動物病院で入院中の子も避難できるように計画しておかなければ。
獣医さんだけに負担はかけられないです。
・講師の方が実際に見聞きしたお話が聞け、感動的でした。
・改めて災害時の認識を持ちました。
・阪神・東日本、両震災での体験談は非常に勉強になります。
改めて当時の気持ちを思い出させていただきました。
・飼主の責任について住民税の提案は参考になった。初めて公助が得られると思えた。

⑤「災害救助犬活動から見た防災・減災」
・災害救助犬の話を聞きました。志の高い素晴らしい事業だと思います。
予想と異なり陽性強化でしつけられている点も好感が持て注目していきたい。
・震災の動画を見て、想像していたより被害がすごく驚いた。
震災等で行方不明の方々を見つけ出すのにこれからも救助犬の活躍が必要である。
・危険な場所での活動に頭が下がります。救助犬のデモ、楽しかったです。
・津波のすごさ、自然の怖さがショックでした。救助活動に携わる方々の熱意を感じました
・人はいろんな面で犬に助けられていることをもっと知っておく必要があると思いました。
・災害救助犬のしつけ方法がおやつ以外のごほうびによるということを初めて知りました。

⑥「パネルディスカッション」
・防災の基本は何より自助と共助であり、地域のつながりこそが本当に大切なのだ
ということを、どの先生も言っていたので最も求められているものだと気付かされました。
行政はできれば動物を介在させながら地域のつながりを支援していくような事業を
より重要な課題として認識すべきと思いました。
・自治会の皆さま、行政の皆さまの真面目さに感動しました。
・今後もう少し活発なディスカッションを期待します。
・普段お会いする機会のない先生方の意見が聞けよかったです。
・有意義な話し合いとなり役に立ちました。

⑦今後、セミナーで取り上げてほしい内容
・やはり動物との同行避難のこと。特に和歌山市での取り組み。

⑧全体を通しての意見・感想
・災害対策の為にどんな事をしていくべきか様々な職者のご意見を聞くことができました。
一般市民向けのセミナーでしたが、気付かされるヒントが多かったと思いました。
これだけ立派なセミナーなのに参加者が少なめでもったいないと思いました。
行政主催でないのも驚きでした。東京から勝手にきましたが大変充実して過ごせました
・動物への優しい気持ちを持つことは結局は人への優しい気持ちに繋がると思います。
行政を動かし意識を高めるのは我々動物と生活している1人1人だと思いました。
・防災の専門家のお話が聞きたい。アメリカのシェルターメディスンの専門Drとか…
・災害の備えをすぐに用意します。
・災害時ペット同行避難を地域(自治体)で話し合いの必要性がある?
・これからもこういうイベントを続けてほしい。
・今回、犬同伴で参加できました。スタッフの方々のお陰です、感謝いたします。
・今回のように実技があるといいです。地震体験もよかったです。
・非常に勉強になりました。


アンケート31枚中
   男 女 合計
20代 1  0 1
30代 1  2 3
40代 1  6 7
50代 3  6 9
60代 3  1 4
70代 1  0 1
不明 2
合計10 15 27
犬同伴11
犬なし8
お住まいの地域東京、大阪、
日高、有田、岩出②、海南、貴志川
和歌山市④、高松③、西脇・西庄、関戸、新南、宮前、太田、東部



①本日のセミナーをどこでお知りになられましたか?
ポスター4
新聞1
ラジオ0
店頭広告0
知人13
その他13
その他詳細 動物病院の窓口、会場の建物で知った、自治会の会合②・回覧板、封書、ブログ、
Knotsメルマガ、玉井先生、しつけ教室

②ペットを飼っている、いない、避妊去勢
いない6
いる24

去避有  去避無
犬20   14    1
猫4    4     0
その他陸ガメ、トリ、トカゲ、カメ

③ペットはどのような存在?
子ども7
伴侶2
家族20
動物1
番犬0
その他0

どういう理由で飼われましたか?
・実家を出て、自分だけの犬と暮らしてみたかった。
・一匹はペットショップ、一匹は飼育放棄犬。
・親のセラピーの為。
・犬が好きで孫の入学祝い。
・癒し④。好きなので③
・主人の強い希望。
・運命。
・家族として迎えたいと思ったから。

④ペットが心の支えになった事はありますか?
はい25
いいえ1

⑤ご近所とのお付き合いはありますか?
はい26
いいえ4

⑥ご近所からペットのことで苦情を言われたことがありますか?
いいえ23
はい3
「はい」の詳細
・作付けした畑に入る
・隣が動物嫌い
・猫を放し飼いにしていた時、糞のことで言われました。

⑦日頃から災害の事を考えて準備をしていますか?
準備をしていない10
準備をしている19
人の物1
ペットの物3
両方11

⑧震災が来た時に必要なもの(薬、処方食など)の量の把握ができていますか?
はい17
いいえ8
わからない5
災害時に支給してほしい処方食はありますか?
パン、水③、ドッグフード③

⑨ご自分の地区の避難所は、ペットと一緒に避難することができますか?
はい3
いいえ4
わからない23

上記で「はい」と答えられた方、同行した避難動物の管理場所は室内?屋外?
室内4
屋外2
わからない3

⑩避難した時に他の犬連れの方に注意してほしい点はありますか?
・あまり近づけない②。犬も震災によるショックやストレスを受けている。
・トイレの責任。しつけ②
・災害直後は多くの人がいら立っている、なるべく他人を刺激しないように心がけてほしい
・ケージ、リードを持ってくること。必ず装着。住所、名前付きの首輪。
・しつけをしていること。マナー。
・普段でも鳴き続けているコがいるので、口輪などを用意しておいてほしい。
・清潔にしてほしい②。吠えすぎる犬は少ししつけてほしい③。




2月8日 災害時のための「ペットの躾(しつけ)教室」のアンケート集計


①全体の内容は満足のいくものでしたか?
とても満足26
満足5
普通0
あまり…0

②しつけ教室の時間
ちょうどいい31
短い0
長い0

③しつけ教室の内容は参考なりましたか?
とても31
少し0
あまり…0

④今後、取り上げてほしい内容はありますか?
・ドッグトレーニング、いろんなこと。
・落ち着く方法や突然声をかけられたり、なでなでしてもらう時にすぐ落ち着かせる方法。
・このような機会を続けて頂きたいです。周知してもらえるといい。②
・歯みがき方法。

⑤全体を通してのご意見・ご感想を。
・他の人にリードを持ってもらう練習などとても勉強になりました。
・貴重な時間をありがとうございました。今後の接し方の役に立つと思います。
ペットについて家族としてこれほどの人が真剣に考えていることとてもうれしく思いました。
・大事なのは飼い主の心がけということを改めて考えました。
・ずっと一緒にいられるようにトレーニングしていきたいと思います。参加できてとてもよかったです。
また他のトレーニングとかあれば参加してみたいです。
・もう8才なのでしつけは難しいと思っていましたが、今からでも大丈夫と希望が持てました。
・個別にも対応してくださって、無料で相談にのって頂きありがとうございました。
・サポーターの方がとてもよかった。(AMのDグループ)
・ペットは飼い主の学習が必要だと実感。「学習してから犬と暮らす義務化」をするといいと思います。
・グループに分かれて体験できたことが大変役に立ちました。
・災害がおこった時、避難したらペットは犬だけじゃないを思うのでこういうイベントに
他のペット(猫やうさぎなど)も参加できるようにしてほしいです。いい経験になると思います。
・とても勉強になりました。犬を飼うときには義務付けられるといいですね。

アンケート33枚中
AM 男 女 合計  PM 男 女 合計
20代 0 0  0    20代 0 0  0
30代 0 0  0    30代 0 2  2
40代 0 6  6    40代 1 3  4
50代 1 2  3    50代 3 3  6
60代 0 0  0    60代 0 0  0
70代 0 0  0    70代 0 0  0
不明 1 5  6     不明  0 3  3
合計 2 13 15    合計 4 11 15
犬同伴2 13 15   犬同伴1 8  9
犬なし0 0  0     犬なし1 2  3
不明3
年齢性別不明3

お住まいの地域和歌山市⑫、吉礼、鳴神、関戸、岩橋、東山東、岡崎、加太、磯ノ浦、名草、松ヶ丘
岩出市、紀の川市、田辺市、紀三井寺



①本日のセミナーをどこでお知りになられましたか?
ポスター5不明2
新聞8
ラジオ1
店頭広告0
知人9
その他9
その他詳細(しつけ教室②、動物病院②、DM、FBで徳丸さん発信)

②ペットを飼っている、いない、避妊去勢
いない1
いる32

去避有  去避無
犬32   20    3
猫6    5     0
その他

③ペットはどのような存在?
子ども9
伴侶2
家族22
動物1
番犬0
その他1同居人

どういう理由で飼われましたか?
・犬が好き③
・プレゼントされた
・こどもが飼いたいと②
・知人のところに子犬が産まれたので。
・娘のセラピー犬として②
・癒し、家族の一員として④
・ずっと犬がいるので、いないのは考えられない

④ペットが心の支えになった事はありますか?
はい32
いいえ0未回答1

⑤ご近所とのお付き合いはありますか?
はい28
いいえ5

⑥ご近所からペットのことで苦情を言われたことがありますか?
いいえ29
はい4
「はい」の詳細
・近所のワンちゃんのしっぽを咬みました。
・犬嫌いな人に「リードを短くしてください」と。
・子犬のころの鳴き声
・よく吠える

⑦日頃から災害の事を考えて準備をしていますか?
準備をしていない7
準備をしている26
人の物2
ペットの物3
両方16

⑧震災が来た時に必要なもの(薬、処方食など)の量の把握ができていますか?
はい13未回答3
いいえ7
わからない10
災害時に支給してほしい処方食はありますか?
食料、水、おやつ、やわらかいペットフード、アレルギー、レトルト

⑨ご自分の地区の避難所は、ペットと一緒に避難することができますか?
はい0未回答1
いいえ4
わからない28


⑩避難した時に他の犬連れの方に注意してほしい点はありますか?
・ワンワン吠えないでほしい②、同調してしまいます。
・咬まないように気をつけてほしいです。
・急に近づかれると咬むかも知れないから。
・リードを必ずつけてほしい
・トイレのしつけ②
・お互いの安全
・犬嫌いへの配慮等


ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。
和歌山動物愛護推進実行委員会の皆様、ありがとうございました。

  


2015年04月23日

防災・防犯まちづくり -みんなでつくる災害に強い環境づくり- ダイジェスト


公益財団法人 JR西日本あんしん社会財団 助成事業

「防災・防犯まちづくり -みんなでつくる災害に強い環境づくり-」 ダイジェスト



平成27年2月7日(土曜日) に実施しました 防災セミナーの様子を、
公益財団法人 和歌山県獣医師会 会長 玉井公宏 様 がダイジェスト版として まとめて下さいました。 
当ブログをご覧いただいている皆々様に、今後の防災対策の一助にしていただければ幸甚です。

なお、当会のデータ管理ミスで写真記録が飛散してしまい、再収集に時間がかかってしまって、
ブログ公開が大変遅くなってしまったことを 心よりお詫び致します(平成27年5月13日)。





防災・防犯まちづくり -みんなでつくる災害に強い環境づくり-
防災セミナー
平成27年2月7日(土) 9:15~17:00
和歌山ビッグ愛 1F 展示ホール


開会式 開催挨拶 和歌山市長 尾花 正啓 氏 (山田 丘 危機管理局長〔当時〕 代読):
  『市民 一人一人が災害に備えることが重要』


講演A 「和歌山市の災害と防災・防犯対策」

和歌山市危機管理局 局長〔当時〕 山田 丘 氏:
 『自助努力が基本となる。
 セミナーを受講し、食料などの備蓄をしておいてほしい。
 避難勧告・避難指示に従う。
 和歌山市防災情報メールに登録を。
 携帯ラジオ有用。
 平時から避難所・避難場所を確認し、家族で情報を共有しておく。
 地震時の死亡・ケガに最も繋がりやすい家具等の転倒防止策を
 講じる。
 共助のためには、挨拶を交わすなど地域内での日頃からの付き
 合いが重要。
 自分自身が健康であることが一番の防災。
 犬のためにも、先ず自分が健康であること。』

和歌山市危機管理局 総合防災課 危機管理専門主幹 水口 光幸 氏:
 『和歌山市域はもともと海であった。浸水に弱い特質がある。
 和歌山市域は直下型地震にも海溝型地震にも見舞われる可能性
 がある。
 日本における過去の地震災害例では家具の転倒による被害が
 多い。
 海溝型地震には、東海・東南海・南海の3連動地震が危惧される。
 これは100年周期。
 中央構造線直下型地震は1千年から1万年に一回といわれるが、
 まだ起きた記録がない。
 浸水地域については和歌山市防災マップで確認しておいてほしい。
  これまでの被災地では、災害時に犯罪も発生している。地域住民の
 自治が大切になる。』



「和歌山市に影響を及ぼす災害「について語る 和歌山市危機管理専門主幹 水口 氏。
右側は 前和歌山市危機管理局長 山田 氏。





講演B 「学校へのペットとの同行避難について」

和歌山市立 福島小学校校長 嶋本 憲司 氏:
 『3.11では施設に収容された動物、放浪する動物、繋がれたまま
 死亡する動物がいた。
 本来なら飼い主と一緒に一生を全うできることが本来の幸せではな
 いだろうか。
 災害時等に連れて逃げる事前準備が必要ではないだろうか。
 今後、同行避難を進めていくためには、人への接し方の訓練、トイレ
 等のしつけが重要。
 日頃から多くの方に自分のペットを知っておいてもらう必要がある。
 校長としての危惧は、安全面とトイレ等衛生面が心配。
 人に危害を加えるのではないか? 学校再開時に不衛生ではない
 か?
 避難してこられる人たちにとっても、安全面と衛生面が問題になる。
 怖いと感じる方、アレルギー体質の方にとっての心配があると思わ
 れる。
 同行避難を受け入れるためには、ペットがパニックに陥らないか? 
 そのようなペットが人に危害を加えないかといった怖れを解消しな
 ければならない。
 一頭でも問題を起こすと、他の犬も受け入れられなくなる。その犬
 だけの問題でなくなる。
 ペットのしつけが重要。
 ペットの健康管理が重要。
 日頃からの健康管理、衛生状態の維持。不妊去勢手術等々。
 ペットの身元表示が重要。迷子札、マイクロチップ、鑑札ホルダー、
 狂犬病注射済票等。
 受け入れ側の準備として、受け入れ名簿、飼育場所、トイレ場所、
 飼育管理ルール、行政方針の伝達表示等々が必要。
 飼い主の準備として、5日分以上のフードと水、食器、必要な薬、
 排泄物処理用具(人用は貸すことができません。)
 予備の首輪、リード。ケージ。
 行政防災計画は同行避難に向け改訂されている。
 もう一つの大事なことは地域との日頃からのつながりである。
 地域や、学校の行事に参加し、育友会の広報誌などにも記載され
 ると認知度が高まる。
 ペットも大切な家族の一員。学校も皆様も同行避難を前提に準備を
 していきましょう。』




「学校へのペットとの同行避難について」、今後の積極的な取り組みの決意を述べる
和歌山市立福島小学校 嶋本校長。
右側は試験的に同校にペット同行避難訓練を実施した吉益さんとボランティア犬の
もか吉(右下)。





 講演C 「災害時での感染症への対策」
 和歌山信愛女子短期大学 特任教授 小山 一 氏:

 (現在 和歌山医科大学大学院で博士研究員として、研究を続けられている) 

 
 災害時も平時も基本は同じ。
 感染症への対策は“日常生活での「しつけ」”と同じ意味。
 災害時は超急性期から急性期に至る時期と考える。
 65歳以上の高齢者は災害弱者。自助だけではなく共助が無くては
 ダメ。
 超急性期には公助は期待できない。
 自助の基本は、日本人がもともと備えている人間としての原初的な
 姿が大事。子や孫に教育する必要がある。このことは、行政とか
 法律とか以前の問題として必要。
 共助の基本は、困ったときはお互い様という普段からの地域との
 つながりが大事。
 人間は50歳以上生きることができる仕組みになっていない。65歳
 過ぎたら易感染性となり、75歳を過ぎたら“いつ”何に感染しても不
 思議ではない。
 動物によく見られるパスツレラ菌でも人の副鼻腔で蓄膿症を起こす
 ことがあり、高齢者や基礎疾患がある人には危険性がある。
 狂犬病は日本と同じ清浄国と言われていた台湾で近年発生が見ら
 れた。いつ日本に入って来ても不思議でない。
 犬には必ず狂犬病ワクチンを接種しなければならない。人が発症
 すれば100%死亡に至る。アジアを中心に毎年狂犬病で5万人が
 死亡している。
 病原体が感染した時に発症するかどうかは次の式で表される。
  (病原体の毒力)×(侵入した病原体の数)÷(その人の体調ある
 いは抵抗力)
  すなわち、発症を防ぐためには、
 1)体内に侵入する病原体の数を減らす。
 2)体調を整え、抵抗力を高めることが重要となる。これらがイコール
 「しつけ」ということ。
 マスク、うがい、手洗い、感染者との距離を取る、危険な場所での
 飲食を控える、食物はゆっくりとよく噛んで食べる(消化以上の意味
 がある)、飲み物は一気飲みしない(噛んで飲む)。

 お年寄りの知恵、教えはバカにならない。
 ストレスを避ける。RELAXを心掛ける。
   R: Religion/Spiritually 信仰心
   E:  Expectation     希望を持つ
   L:  Laugher       笑う門には福来る
   A:  Acquaintances    友達付き合い
   X:  Exercise       運動習慣
 自分で生きていく力を身につけておくよう小さい時から「しつけ」て
 いく。
 災害の勃発時(超急性期)には行政や他人をあてにできない・
 すべきでない。
 子供の「しつけ」は祖父母の責任。親は食べさせていくことに
 精一杯。
 手指衛生が重要。流水と石鹸が有効。石鹸に消毒力はないが、
 石鹸を洗い流そうとして丁寧に洗うことに効果がある。
 擦式アルコールが有効。



「道に外れた生き方をすれば、感染症で滅びる」と食品衛生学の視点から
災害史を振り返り、生活習慣、道徳観念の大切さを述べる小山教授。





講演D 「災害時における動物病院と獣医師の役割」

公益社団法人 日本動物病院協会会長 細井戸 大成 氏:

 平時からの準備が重要。
 阪神淡路大震災時には、獣医師よりも動物看護師やボランティア
 の方々が活躍した。
 理由は、動物の病気やけがの対応は少なく、散歩やシャンプー等の
 普通の世話が必要であった。
 災害時の動物救護にはしつけと個体識別が重要。
 2003年以降、屋内飼育犬頭数が屋外飼育犬頭数を上回るようにな
 り、ペットが「愛玩動物」から「家族の一員」と認識する人が増えた。
 2009年にはペットフード安全法も制定され、雑品扱いだった犬・猫
 のフードの安全性が担保されるようになり、ペットが「家族の一員」か
 ら「社会の一員」と認識されるきっかけとなった。
 相馬市の被災地では民間ボランティアがシェルターを開設し、全く犬
 に関わったことのない人々が犬の世話をし、別の近隣の心ある人か
 ら毎朝数十リットルの水がシェルター運営されている一年近くの間、
 ずっと届けられた。
 岩手県の被災地では、特に救援センターを設置せずに、近くの動物
 病院が動物一時預かりを担った。
 宮城県の被災地では避難所でのペットショップ関係者やトリミング関
 係者の好意による出張シャンプー会が定期的に行われた。
 仮設住宅での出張しつけ・マナー講習が行われた。
 2011年3月から9月まで石巻動物救援センターが地域行政、地元
 獣医師会、民間ボランティアの協力のもと開設された。
 宮城県動物愛護センターでも動物収容が行われたが、ここでは犬の
 ことを考えた涼しい施設など配慮が行き届いた。地域のことをよく知
 っている人が運営するとすごいことができる。被災時に人がお風呂
 に入ってリラックスできるように、犬にとってもお風呂って大切であ
 る。
 避難所生活において、災害急性期には犬のことを拒絶する人が多
 いが、1~2カ月ぐらい経過すると犬などペットとの交流が他の被災
 者にとって「いこい」になる。
 仙台市の動物管理センターでは平時に行っていた乳のみ子猫の殺
 処分を辞め、ミルクボランティア等が職員に協力して、子猫の世話も
 するようになった。
 福島県の被災地では心無い愛護団体がネット上で行政等への非難
 を繰り返したり、飼い主から無理に動物を引き離したり、原発警戒地
 域に無断で侵入し、犬・猫の一部を保護し、募金活動等に悪用する
 ようなケースが散見された。
 動物に負担をかけずに保護活動や避難所生活をするためには関係
 者がお互いの立場を尊重して、丁寧に話し合うことが必要であり、飼
 い主たち自身がルールを作って適正に動物を管理するシステムづく
 りが重要である。
 自助として、
 ・平時からの備えをしておく 
 ・家族間で連絡方法、最終集合場所を打ち合わせておく 
 ・家族間で犬、猫を連れ出す係りを決めておく 
 ・犬や猫が他人に不快感を与えないようクレートトレーニング等のし
 つけをしておく 
 ・感染症対策をしっかりしておくなどが重要。 共助として、自分と
 他人とのつながりを構築しておく。
 公助をより有効なものにしていくためには、
 ・明確な個体識別を行い、まだ、実現していないが、
 ・住民票への飼育動物の記載、・ペット税の導入、・共通カードの
 導入、ペットの医療費・フード代にかかる消費税の減免措置など
 を検討していくことが重要である。
 人の生き方や社会の在り方は、ペットと子供から学ぶことが
 たくさんある。

 挨拶 和歌山県議会議員 長坂 隆司 氏:
 飼い主の責任とモラルが問われる。このような講習会は意義が
 ある。
 犬の住民税の話は興味深い。動物に対する公助につながる。

 挨拶 和歌山市議会議員 古川 まさのり 氏:
 本日まではペットの避難については触れたくなかった。逃げて
 いた。
 それはどうして良いかわからなかったから、また、対応する場所
 が無いからだった。ここに来て原点に戻った。人間の務めを痛感
 した。

 公益社団法人 日本動物病院協会会長 細井 戸大成 氏:
 何もかも行政に頼るのではなく、民間の力を引き出すことが大事で
 ある。
 住民相互、住民と行政とのコミュニケーションが大切であると思う。
 地域交流や今後の高齢者社会、独居家庭の増加問題に対しては、
 例えば、高齢者には所有者不明乳のみ子猫にミルクを与える(ミル
 クボランティア)など幼弱動物の世話をしていただき、その後その
 動物を若者に譲渡し、半年ごとに若者と高齢者が交流するイベン
 トを催すなど、平時から、行政が民間の力を借りて、動物介在交流
 モデル地区を制定するのも一法と思われる。


 
阪神淡路大震災から、東日本大震災に至るまでの数々の災害対応体験を
丁寧に語る細井戸会長。 当会スタッフも聞き入ってしまい、照明のスイッチを
押し忘れていました。細井戸会長が暗く映ってしまい、お詫び致します。





講演E 「災害救助犬活動から見た防災・減災」

特定非営利活動法人 和歌山災害救助犬協会理事長 榎本義清 氏:

 震災は来るものだと思って備えている。このような災害救助犬
 チームは近畿地区に2隊しかない。
 広域災害時には救援は期待できないので自助が必要。
 道路には家が倒壊するなどして交通も遮断される。
 まず、皆さん自身が助からないと誰も助けに行くことができない。
 そのためには、
 ・家具を固定する 
 ・7日分の食料と水を備えておく 
 ・高台に逃げるなど身を守る。
 和歌山では広域災害となる。家庭犬でも近所の不明者捜索など
 活躍してほしい。


災害地での体験を語る榎本理事長。



救助犬を連れて颯爽と登場した災害救助犬協会の隊員。





『防災・防犯まちづくり』イメージデザイン作成の表彰式
和歌山市立和歌山高等学校デザイン表現科の皆様
〔和歌山市立和歌山高等学校デザイン表現科のホームページを
ご覧ください (下記アドレスをクリックすると移動します) 。
http://ichikodesign.blog.fc2.com/blog-entry-120.html






パネルディスカッション


司会進行 公益社団法人 和歌山県獣医師会 玉井公宏氏:より、 
「各講師からお伝えしたいことを一言お願いします」の問いについてのご返答


司会進行役 をお引き受けして下さった 和歌山県獣医師会 玉井会長 のご挨拶。



和歌山市危機管理専門主幹 水口光幸氏:
 自助ということが大切。





公益社団法人日本動物病院協会会長 細井戸大成氏:
 動物って強いなと思う。






特定非営利活動法人 和歌山災害救助犬協会理事長 榎本義清氏:
 家庭犬は防犯にも活躍できる。登下校時にお散歩をして、不審者等
を通報してください。
 ワンワンパトロールと言えるでしょう。





環境省近畿地方環境事務所 野生生物課 自然保護官 高橋万来男氏:
 平成24年に改正した動愛法、基本指針では、ペットは愛護対象で
あるとともに、社会に迷惑をかけない躾や災害時の行動などが飼育
舎に求められている。 より良い環境づくりのため実際に汗をかくのは
地元市町村であり 飼育者の方々なので、よろしくお願いしたい。
(写真下 左から4番目が高橋氏)






和歌山県環境生活部 食品・生活衛生課 課長補佐 村上毅氏:
 災害対策は和歌山県の大きな施策である。安全と安心を担保する
ためにも防災が第一で未来への投資であると考えている。
 動物救護は、被災者支援の一環として実施する。県内市町村の
避難所運営マニュアルのモデルを2年前から作成している。
(写真下 中央が村上氏)




質問 受講者A:
 同行避難が盛り込まれてうれしい。しつけられたワンちゃんの効用を
見てほしい。同行避難を妨げる原因の一つが犬のイメージが良くない
ということ。未だに、和歌山県動物愛護センターにも、和歌山市保健所
にも犬は入ることができない。改善してほしい。

和歌山県環境生活部 食品・生活衛生課 課長補佐 村上毅氏:
 イメージを良くする機会は必要だと思う。動物愛護センター長と話し
てみる。


和歌山市保健所 動物保健班 技術主任 渡邊喬氏:
 保健所では乳幼児の健診もするので、現在、犬の入場は無理であ
る。和歌山市も動物愛護センター建設を計画している。実現すれば
啓発に努めていくことができる。
 キーワードは同行避難。ここにいない飼い主の方にいかに啓発して
いけるかが重要。良い犬のイメージを広めるために、わうくらす(Wa
kayama Animal Welfare CLASS の略)などの機会を多くして
いきたい。
(写真下 中央が渡邊氏)





和歌山市自治会連絡協議会副会長 前島五十昭氏:

 一番重要なことは防災。最近は自治会に入会しない住民が多い。
自治会に入って情報共有してほしい。自治会では毎年防災訓練を
している。その際に参加した子供から犬はどうするのかとの質問が
あったが、知識がなく答えることができなかった。今日のセミナーで
いろいろな話が聞けてありがたかった。
(写真下 右側が前島氏)





公益社団法人日本愛玩動物協会 和歌山県支部長 山畑如矢氏:
 当協会は災害時に緊急動物救援対策本部となる。地域と結びつ
くことが大切。PTA役員としての目線からも話をするが、同行避難は
普段からの付き合いがないとだめ。地域見守り隊などに積極的に
参加してほしい。




質問 受講者B:
 地域のつながりというが、最近発生した事件の影響か子供が
大人を避ける風潮がある。
 また、親自身が他人とのかかわりを拒絶しているようだ。
若者が姿を見せていない。

公益社団法人日本動物病院協会会長 細井戸大成氏:
 ゆゆしき問題だ。子供達と近くに住む大人の間で「おはよう」、
「こんにちは」の挨拶、また、目上の人に対する敬語の使い方などを
徹底して、普段から地域交流を活発にする必要があると思います。

特定非営利活動法人 和歌山災害救助犬協会理事長 榎本義清氏:
 まず、こちらから声をかけていこう。

和歌山市危機管理専門主幹 水口光幸氏:
 同行避難した場合、ペットのすみわけをどうするのか。

受講者B:
 スペース的にゆとりがあれば、動物の状況によって何段階かに
分けてでも同じ部屋に入れてほしい。小さい子供は別室にとはできな
いのと同様。

受講者C:
まず人が優先というが、私は犬と「にこいち」だ。

和歌山市危機管理専門主幹 水口光幸氏:
 思いはよくわかる。

特定非営利活動法人 和歌山災害救助犬協会理事長 榎本義清氏:
 一時預かりも一つのパターンだ。



質問 受講者D:
 私は地域の自治会長だが、行政からペットと一緒に避難せよとの話
はない。細井戸先生の講演を聞いてペットは大切だと思う。
 自分の犬は吠える。あきらめていたが、今日、考えが変わった。
市の指示をきちんとしてほしい。

公益社団法人日本動物病院協会会長 細井戸大成氏:
 同行避難という言葉の解釈を個々異なってとらえている。
また、まずは自分自身が生き残らないと動物を救うことはできない。
発災後72時間は人の救助に全力を挙げる。
動物を守るためには72時間は自助努力しかない。
平時によく家族間で対応を話し合っておくことがとても重要である。

和歌山市自治会連絡協議会副会長 前島五十昭氏:
 今後、ペットの避難も含めて対応に取り組んでいく。

  
                              
 ここで開催時間が いっぱいとなり、パネルディスカッションは 参加者からの積極的な質問、
講師の皆様の適切な回答をいただいた末に 終了しました。

 お忙しい時間をさいて 登壇して下さいました講師の皆様に 感謝御礼申し上げます。
価値ある質問して下さった 参加者の皆々様、ありがとうございました。



※『わうくらす(Wakayama Animal Welfare CLASS の略)』とは、学校において道徳の時間等を利用し、動物愛護指導員(行政)・教師・ボランティアが協働して授業をする動物愛護教室です。
 ゲストティーチャーとしてこちらから一方的に講義するのではなく、時間をかけて児童が動物とふれあったり、学んだり、考えたりすることによって “動物の正しい飼い方” “不妊手術やしつけの必要性” “動物を飼うにあたっての義務と責任” を理解していただきたいと思っています。
 実際に児童が動物とふれあうことによって、“正しい接し方”を学び、犬からの危害を防止したり、動物を通して「命の大切さ」「他者への思いやり」を育むことができ、保護者を交えることで地域の適正飼養者を増やしていくことを目的としています。
〔和歌山県動物愛護センターホームページより〕






防災・防犯まちづくり -みんなでつくる災害に強い環境づくり-
災害時のための『ペットの躾(しつけ)』教室
平成27年2月8日(日) 9:00~15:30
和歌山ビッグ愛 1F 展示ホール

平成27年2月8日(日曜日) に実施しました 災害時のための
『ペットの躾(しつけ)』教室の様子です



「飼い主 dog owner に向けて」

開催挨拶として、前日(2月7日)のセミナーで、各講師から学んだことを参加者に
丁寧に解説される 公益社団法人 和歌山県獣医師会 玉井公宏会長。




玉井会長の挨拶に 愛犬ととも聞き入る参加された皆さん。




「災害時にもペットと一緒にいられるための準備」

ペットへの思いを熱弁される 和歌山動物愛護推進実行委員会 石田千晴委員。

 


石田委員の説明に真剣に聞き入る皆さん。 わんちゃん達は 静かに、おりこうさんに
していました。



「犬の一緒に災害時想定デモンストレーション」

和歌山市中消防局の皆様のご協力によって、実現できました。




煙体験ハウス全景。



火事を想定して、テント(屋内火事の疑似体験)の中の煙にまかれずに避難する訓練に、
愛犬とともにチャレンジ 。

参加者の皆さんは、不安ながらもクリアすると ホッとした笑顔を見せてくださいました。

「火事になったら、煙や火を見てパニックになってしまうと思う。 いい疑似体験でした」と
多くの皆さんが語って下さいました。




煙体験ハウスを分解する和歌山市中消防局の皆さん。

皆様の御蔭で、たくさんの方々が「いい体験ができました」と仰って下さいました。
ありがとうございました。




煙体験の前後に、消防車の周りを散歩する皆さん。

「消防車って、近くで見ると大きいね~」、「家の前の道路狭いから、災害時に通れるのかな?」
等、平素あまりお見かけしない緊急用車輌を見て、緊急時に備える消防体制について関心を
寄せられていました。




ペット(動物)が地震体験車に乗車するのは全国初の試みでした。

「地震が起きたら、犬もビックリするやろな~」と自分よりもペットの安否を気にする方が
大半でした。 皆さんやさしい方ばかりです。

当会メンバーが「飼い主さんの命あってこそ、ペットを災害から守れるんですよ」と声をかけると、
「責任重大やなー」との返答。 重大ですよ!




地震体験車にペット一緒に乗車し、揺れて「キャ~!!」と叫びながらも、
愛犬とともに体験できたことに喜んで下さいました。






グループに組み分け、犬のしつけ教室を開催。 皆さん真剣に聞き入って下さいました。




午前の部、午後の部の二部のプログラムは盛況に終了しました。



参加者の皆様、和歌山動物愛護推進実行委員会の皆さん、和歌山大学生有志ボランティアの
皆さん、大変お疲れ様でした。 

参加された皆様よりいただいたアンケートの集計をアップしています。 ぜひ、ご覧ください。


  


2015年03月03日

国連防災世界会議・市民防災世界会議 のお知らせ

2015防災世界会議CSOネットワーク



第3回国連防災世界会議パブリック・フォーラム(市民向けイベント)・検索サイト pubfo sendai 
WCDRR 国連防災世界会議
みんなが学ぶ・考える「防災、減災、復興」
市民向け公開イベント・パブリックフォーラム
2015年3月14日(土)〜18日(水)に開催される国連防災世界会議に併せて仙台市内他各地で市民向け公開イベント(パブリックフォーラム)が数多く開催されます。これは政府機関、地方自治体、NPO、NGO、大学、地域団体など、国内外の多様な主体による防災や減災、復興に関する取り組みを一般公開により広く発信するものです。本サイトを利用してみなさんのご興味のあるパブリックフォーラムを探してみてください。


bnr_jcc2015
市民防災世界会議
「市民防災世界会議」はWCDRRのテーマ別パビリオン「市民協働と防災/女性と防災テーマ館」の重要なイベントの一つとして、パブリックフォーラムの一部として開催されます。
1日に3つのセッションが開催され、様々な背景を持った日本や海外のゲストスピーカーを招き、お互いが学べる機会を作るとともに、DRRの幅広い問題に関心を高める場となります。
メインイベントは3月17日に開催される予定で、4日間にわたる市民防災世界会議の集大成となります。

http://jcc2015.net/


ぜひ ご覧の上、ご参加下さい。                      

                       特定非営利活動法人
                       震災から命を守る会
                       理事長  臼井 康浩


  


Posted by 守ろう、わかやま at 15:40Comments(0)お知らせ

2015年02月12日

感謝御礼

 このたびは 「防災・防犯まちづくり -みんなでつくる災害に強い
環境づくり-」にご参加 いただき、誠に ありがとうございました。
ご講演、ご参加下さいました講師の先生方、ご参加いただいた皆々様に感謝御礼申し上げます。
 

 また、早朝よりご協力下さいました和歌山動物愛護推進実行委員会の皆様方、和歌山大学防災教育チームSAZANKA 、大樹会青年部の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 当日の模様を近々アップしますので、しばらくお時間をいただきたく存じます。



                 特定非営利活動法人
                 震災から命を守る会
                 理事長 臼井康浩
  


2015年02月01日

『防災・防犯まちづくり』のお知らせ

・防犯まちづくり 
みんなでつくる 害に強い環境づくり



≪ 開 催 概 要 ≫


開催趣旨 
■イベント開催の目的
➀国民一人ひとりが、防という視点から “自分のを守る”という原点に立ちかえる機会として、 自分たちの生きる環境を考える場を設ける。
②「害時におけるペットの救護対策ガイドライン」の実現に向け、飼い主と動物(犬・猫等)との絆を考えながら、害時に備えた避難方法、避難場所でのマナー、“しつけ”、飼い主の心得、社会性等をともに考える。

 突然に発生する害から一人ひとりの「」を守るためには、「自分で自分のを守る」ということが大前提であり、日頃からの心がまえと備えが急務となっています。
 何よりも人が優先されますが、近年、ペットは家族の一員であるという意識が一般的になりつつあることから、ペットと同行避難をすることは、動物愛護の観点のみならず、飼い主である被者の心のケアの観点からも重要です。また、被動物を放浪状態のまま放置することで、野犬化した犬が住民への危害をもたらす恐れがあります。飼い主責任による同行避難を前提としながらも、個人での対応には限界がある場合に備え、特に大規模害発生時には、行政のみでは迅速な対応が困難な場合もあることから、地元の自治会、地方獣医師会、動物愛護推進員、ボランティア団体等との連携を検討しておく必要があります。

 害時にペット(犬猫)を飼い主と一緒に避難させることを原則とした「害時におけるペットの救護対策ガイドライン」が昨年、環境省から発表されました。専門家の皆様に、一般の方でも理解できる基礎知識を解説していただき、飼い主とペットとの絆を考えながら、害時に備えた避難方法、避難場所でのマナー、平時の“しつけ”等をセミナーで学び、同行避難訓練の実施を行います。複数の方々とともに行う同行訓練は、動物への“しつけ”を学ぶだけでなく「人」そのものの“躾”を見直す鏡のようなものだと思います。ペットの飼い主としての意識と、を守るための防意識と社会のありようを有識者から学び、実施するプログラムを企画しました。
 害が発生しても気を静め、あわてず、みださず、冷静に判断、対処できる様になるためには日頃の意識と訓練、地元住民と学校・行政との取組み、連帯感が大切です。巨大害での助け合いを深慮し、広く『みんなでつくる害に強い環境づくり』を目指し、人と動物がともに安心で安全に暮らせる社会の実現のためのセミナーと実地訓練を行います。

実施時期 平成27年2月7日 土曜日 午前9時15分から午後5時まで(セミナー)               
       平成27年2月8日 日曜日 午前9時から午後3時30分まで(体験・訓練)

開催場所 和歌山市手平二丁目1-2  和歌山ビッグ愛  1階 展示ホール

入場料 入場無料

■主催  特定非営利活動法人 震からを守る会

■共催  和歌山動物愛護推進実行委員会

■協力 和歌山大学防教育チームSAZANKA 、 大樹会青年部

■後援  内閣府(防担当)、 環境省 近畿地方環境事務所、 和歌山県、
     和歌山市、 和歌山市教育委員会、 公益社団法人 日本動物病院協会、
     公益社団法人 日本愛玩動物協会、 公益社団法人 和歌山県獣医師会

■助成  公益財団法人 JR西日本あんしん社会財団



■開催プログラム

2月7日 土曜日  セミナー

午前の部
9:15 開会式 開催挨拶 和歌山市 市長 尾花 正啓 様

9:30~10:20  講演A 和歌山市 危機管理局 局長 山田 丘 様 、 
             同市 危機管理局 危機管理部 総合防課 危機管理専門主幹 水口 光幸 様
       「和歌山市の害と防・防犯対策」
10分休憩

10:30~11:20 講演B 和歌山市立 福島小学校 校長 嶋本 憲司 様
       「学校へのペットとの同行避難について」
10分休憩

11:30~12:30 講演C 和歌山信愛短期大学 特任教授 小山 一 様
        「害時での感染症への対策」


午後の部
13:30~14:20 講演D 公益社団法人 日本動物病院協会(JAHA)会長 細井戸 大成 様
       「害時における動物病院と獣医師の役割」
10分休憩

14:30~15:20 講演E 特定非営利活動法人 和歌山災害救助犬協会 理事長 榎本 義清 様
       「災害救助犬活動から見た防・減
5分準備休憩

15:25~15:35 和歌山市立和歌山高等学校デザイン表現科生徒への表彰式

5分準備休憩

15:40~17:00 パネルディスカッション (A~Eの講師の方に加え、下記5名様で行います)
・環境省 近畿環境事務所 野生生物課 自然保護官 高橋 万来男 様
・和歌山県 環境生活部 食品・生活衛生課 課長補佐 村上 毅 様
・和歌山市 保健所 動物保健班 獣医師 渡邊 喬 様
・和歌山市自治会連絡協議会 副会長、宮前地区連合自治会 会長 前島 五十昭 様
・公益社団法人 日本愛玩動物協会 和歌山県支部長 山畑 如矢 様


2月8日 日曜日  害時のためのペットの『躾(しつけ)』教室

午前の部
9:00  受付
9:20~9:35  開催挨拶「飼い主 dog ownerに向けて」
  公益社団法人 和歌山県獣医師会 会長 玉井公宏 様

9:35~9:55  「害時にもペットと一緒にいられるための準備」
和歌山動物愛護推進実行委員会 委員 石田千晴 様 

9:55~10:15 「避難時にも人に迷惑をかけない良い犬(こ)になろう!」(同上)

10:15~10:25  休憩

10:25~11:15 「犬と一緒に害時想定デモストレーション」(同上)
(和歌山市消防局にご協力いただきます)

11:15~11:25  質疑応答

11:25~11:30 閉会挨拶 公益社団法人 和歌山県獣医師会 会長 玉井公宏 様


午後の部       午前の部と同じスケジュールを行います。
13:00 受付
13:20~15:30




■お問合わせ先  特定非営利活動法人 震からを守る会
            電話073-472-5619 FAX073-476-4589
            メール : info@inochimamoru.org 
ホームページ : http://www.inochimamoru.org/



  


2015年01月19日

感謝御礼

 このたびは 平成27年「1.17 阪神淡路大震災からの教訓」に
ご参加ご協力いただき、誠に ありがとうございました。
 
 運営協力していただいた関係者一同様に、
こころより 感謝御礼申し上げます。
 また、早朝よりご協力下さいました宮前幼稚園の先生方、
お手伝い下さったボランティアの皆様、スタッフの皆様に
感謝申し上げます。ありがとうございました。

http://inochimamoru.org/schdule.html
当会ホームページをご覧下さい。


                 特定非営利活動法人
                 震災から命を守る会
                 理事長 臼井康浩
  


2015年01月12日

家族を守ろう、災害時に備えたペットの救護対策アンケート集計


平成26年9月23日開催
家族を守ろう、災害時に備えたペットの救護対策
≪アンケート集計≫ 回答回収 27部



➀飼われているペットは、どのような存在ですか?
・子ども 6
・伴侶  1
・動物  1
・人ではないが大切な家族 20
・番犬  0
・その他 2 (宝物1)

②どうして、ペットを飼っていますか?
・子どもが飼いたいというから 3
・家族で飼いたいから     19

③ペットが心のささえになった事はありますか?
・はい 25
・いいえ 2

④しつけでほめていますか?
・はい 26
・いいえ 1

⑤ご近所とのお付き合いはありますか?
・はい 25
・いいえ 0

⑥ご近所からペットのことで苦情を言われたことがありますか?
・はい 3
・いいえ 24

⑦1日の散歩の回数と時間を教えて下さい。
1日1回4、 2回13、3回5、6回1
1回10分1、15分3、20分3、30分7、40分1、50分1、1時間7

⑧ご自分の地区の避難所では、お行儀の良いペットと一緒にいることはできますか?
・はい 12
・いいえ 5
・わからない 9

⑨避難所では、衛生管理の出来ていないよく吠える犬と一緒にいることはできますか?
・はい 6
・いいえ 20
・わからない 3
⑩ペットを飼われている人は、よく優しい人が多いと言われていますが、ご高齢の方、
 障害のある方、子ども達、また、何かに困られている方にも親切にされていますか?
・はい  24
・いいえ  1

⑪お住まいの地区名はどちらですか?
和歌山市(和歌浦4、名草2、城北2、楠見、河北、三田、雑賀崎、紀の川、砂山、野崎、川辺、手平、
貴志、吹上、西和佐、新南)、紀の川市貴志川町、有田市、日高町。      
〔上記(アンケート提出者)以外に、海南市、湯浅町から参加されている方がいらっしゃいました〕

⑫ご意見。ご感想をご記入いただけますか?
・非常時にペットも家族の一員として避難できるよう、広く皆に理解してもらいたいと思います。その為には
 飼い主である私達のしつけがいかに大切か改めて考えさせられる このような催しは意義があると感じました。
・初めて犬と一緒に参加でドキドキでしたが、色々勉強できてよかったです。犬と災害時の過ごし方、応急処置の仕方(犬への)、気になっていたので、言い機会でした。
・とってもいい講習だったと思います。
・もっと詳しく聞きたかったです。
・ペットがたくさん集まる所へ行く機会がないので、良い経験になったと思います。
・参加してよかったです。
・娘から預かり まだ数日なのでよく分かりません。これからどうなる事やらいろいろ心配です。
・是非どの避難所にも、ペット可の部屋を用意していただきたいです。


                                                   
参加申込者
午前の部 19組57名(小学生14名、中学生5名、ご家族・友人38名) ・ 見学者およそ50名  
計約107名。  
午後の部 14組36名(小学生8名、 中学生2名、ご家族・友人26名) ・ 見学者およそ30名  
計約 66名。  
(見学者は出入り自由のため、重複する場合もあるので、“およそ”と表現しました)



主催者(震災から命を守る会 本部)の不手際で、公開が遅くなりましたことを お詫び致します。 
皆様、アンケートに ご協力ありがとうございました。  


2014年09月25日

「家族を守ろう、災害時に備えたへっとの救護対策」のご報告


平成26年9月23日(火) に
和歌山ビッグ愛で開催致しました
 「家族を守ろう、災害時に備えたペットの救護対策」は、
台風16の影響を受けることなく、さわやかな快天の中で
無事に終えられました。
ご参加、ご協力いただきました皆々様に 心より
御礼申し上げます。

http://inochimamoru.org/schdule.html
当会ホームページをご覧下さい。



                     特定非営利活動法人
                     震災から命を守る会
                     理事長 臼井康浩
  


2014年09月07日

ホームページが出来ました

ホームページが出来ました。
まだ、完成したわけではありませんが、
これから少しずつページを増やしていくつもりです。
もしよろしければ

 "震災から命を守る会" と検索窓に入れてください。

注)『"』(半角でshift+2で入力できます)も入れてください。そうしないと特定できないので、よろしくお願いします。

そして、恐らく2ページ目か3ページ目くらいに(もっと後ろかもしれません)
www.inochimamoru.org が出てくると思いますのでそれをクリックしていただければ幸いです。

実際のURLはこちらです。

www.inochimamoru.org

  


Posted by 守ろう、わかやま at 18:15Comments(0)

2014年07月24日

家族を守ろう、災害時に備えたペットの救護対策


 近年、少子化と高齢化が進み、14歳以下の子どもたちより
ペットの数が多くなっていることをご存知ですか?
  阪神淡路大震災や東日本大震災では、人のみならず多くの
動物も被災しました。
 これらの経験を踏まえて、動物愛護管理法改正により、
環境省では 災害時には飼い主によるペットの同行避難を
推進しています。
 災害が来る前に、他の人の迷惑にならない避難ができるように、
子どもたちに体験の場を準備しました。


ポスター 災害時に備えたペットの救護対策


チラシ 災害時に備えたペットの救護対策

  和歌山県下で初めて ペットと飼い主が いっしょに避難同行訓練を学ぶセミナーです。
 小学校5・6年生、中学校1・2・3年生と、その家族、もしくはご
友人合せて 1グループ4名まで参加できます。
上記の学年以外の方で、ご希望があればご連絡下さい。

(和歌山市以外の方でも、ご参加いただけます)

 ご質問は 電話073-472-5619までお問い合わせください。
(お申し込みは 参加申込書にご記入の上、
FAX 073-476-4589 にまで ご配信下さい)
締切りは31日までと記していましたが、10日まで延長しました。


 
 当日の月23日(火)は秋分の日であり、動物愛護週間の一日でもあります。ペット同行避難訓練、当防災セミナーに ご関心がおありの方は、見学して下さって結構です。見学される方は申込みの必要はございません。
 ぜひ、お気軽にお越し下さい。


  


2014年06月19日

「危機管理セミナー」のご報告


 初めまして。私は震災から命を守る会のメンバーで、平井と申します。先日行われました「危機管理セミナー」のご報告をさせていただきます。
 「危機管理セミナー」では『我が国を守るために成すべきこと』と題して特別講師の佐藤正久参議院議員がご講演されました。
 本年5月25日午後4時から始まったセミナーですが、集まった人は150人を超える大盛況でした。
 ご覧のとおり超満員です。ゆっくり聞いていただきたいと思いまして、テーブルを用意していましたが、想定を超える人数の方がご参加になられたので、逆に窮屈になってしまいました。お越しになられた皆様には主催者側の不手際でご迷惑をお掛けしたことを、この場をお借りしてお詫びいたします。


危機管理セミナー会場風景1


 後ろもビッシリでした。お子さんからご高齢の方まで、いろいろな世代の方がこの
セミナーにご参加されました。


危機管理セミナー会場風景2


 デサフィナードには2階席もありますが、ご覧のとおりの超満員です。
 奥の方はカウンターの上の臨時の席です。急遽こしらえました。





 1階から見たカウンターの上の急ごしらえの席(上の方の席)です。


危機管理セミナー会場風景4


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 これだけの方が詰めかけると交通整理も大変です。この交通整理には、和歌山県隊友会に所属する予備自衛官の方にご協力いただきました。テキパキと指示を出され、お越しになられた皆様を滞り無くスムーズに誘導できたのも、予備自衛官の方々のご活躍の賜物です。休みを返上してご奉仕しいただいたことは本当に有難いことでした。
 受付は和歌山大学の美人女子大生にお願いしました。玄関で若い方がニコニコと笑顔で対応されたので、ご来場の方にご好評でした。

 司会はNPO法人『震災から命を守る会』の理事長である臼井が行いました。

司会の臼井


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 佐藤先生のご講演が始まる前に和歌山県の危機管理関係者からご挨拶がありました。下の写真は私の手元にはなかったので、佐藤先生のツイッターからの引用です。
 URL:pic.twitter.com/1XSdj04odR


危機管理関係者の挨拶


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 定刻より少し遅れましたが、佐藤先生のセミナーが始まりました。初めは照明を落としていましたが佐藤先生からのご要望により明りをつけました。佐藤先生はお越しになられた方のお顔を見ながら喋りたいと言われましたが、佐藤先生の同じ目線で喋りたいという気さくな一面を物語るエピソードのように私は感じました。

 最初にご自身の自己紹介をされます。まずは、定番の『サダム・フセイン』によく似ていると周りに言われるということから話されて爆笑を誘います。気さくでユーモアのある佐藤先生だからこそできる話術のように思います。


佐藤先生自己紹介


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 参加者の心をつかんだ先生は、ご自身が体験された東日本大震災の事を話されます。実際に目で見て体で感じたことですから、参加者は真剣な表情で聞き入っていました。
 私自身はデジカメで撮影をしていましたので、講演内容は途切れ途切れでしたが、今でも忘れないフレーズがあります。それは『備えあれば憂いなし、しかし、憂いなければ備え無し』です。
 実は、私は東日本大震災の前月まで仙台にいました。十数年居たのですが、たまたま引っ越ししたため難を逃れました。しかし、そのままいれば間違いなく被災していました。
 仙台で生活していた時、何かの拍子にラジオをつけると午後5時過ぎに『5年以内に宮城県沖地震が発生する確率は99.9%』などといつも放送していました。『もうすぐ地震が来るんかな』と思いつつも、でも『まだ来ないだろう』という、根拠のない思い込みによって『憂いなどまったくない』状態でした。多くの東北の方も似たり寄ったりではなかったかと思います。しかし、巨大な津波を伴ってそれは来ました。想定されたものよりももっと巨大な恐ろしい力が無力な私達人間に襲いかかってきたのです。そして、多くの犠牲者を出しました。
 だから、佐藤先生が話された『備えあれば憂いなし、しかし、憂いなければ備え無し』という言葉がもの凄く心に響いたのだろうと思います。


セミナーの様子の全景

セミナーの様子

佐藤先生熱弁をふるう


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 先生のご講演は震災だけでなく、あらゆることを想定した話に進んでいきました。昨今、東シナ海や南シナ海で発生している中国共産党による覇権主義的な軍事的威嚇についてもです。
 先生が示されたのは以下の2つの地図です。最初の地図は日本のシーレーンです。ペルシャ湾の原油をタンカーが赤い線を通って日本に運んでくれますが、赤い線に支障があれば黄色い線を仕方なく通らざるえない状況になり、それに伴うコストの上昇によって経済にじわじわと悪い影響がでてきます。原発を止めても全く問題ないのはこのシーレーンが米軍によって守られているからです。米海軍の空母打撃群によって西太平洋とインド洋が守られており、日本のタンカーが安全に航行できるからこそ、産業が成り立っている事実があります。
 しかし、中国共産党は南シナ海の領有権を主張し、ベトナムやフィリピンとぶつかっています。ベトナムとフィリピンが折れて中国共産党に屈服し、南シナ海が中国の領海になれば中国共産党に航行の自由を握られるという結果にもなってしまいます。そうなれば日本のシーレーンが脅かされる状況になり、中国の言いなりに日本はなるかもしれません。佐藤先生はそのような懸念をお話されました。

シーレンの地図
逆さ地図

 そのようなことを、地図を使ってわかりやすくご説明されていました。


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 それから安倍総理が進める集団的自衛権の憲法解釈の変更についても、佐藤先生は言及されました。

佐藤先生プロジェクターで説明


 日本のタンカーがインド洋で海賊に襲撃された事件があったそうです。その時、米海軍がタンカーを助けるために海賊と銃撃戦になり、その結果、米軍兵士が亡くなられました。当時はテロ対策としてインド洋で日本の補給艦が作戦支援のために補給活動をしていたそうです。しかし、民主党政権になり、インド洋での支援活動は中止になりました。
 米軍は『我々は命がけで日本の船を守っているのになぜ日本は活動を中止するのか』と激しく抗議したそうです。アメリカの立場で考えれば同感だと思います。こちらは命がけで守ろうとしているのに、軍事作戦はおろか補給すらしないということであれば何のために自分たちは血を流しているのかわからなくなります。だから、アメリカはそういったのだと思いますが、それを聞いた自衛官はどのような気持ちだったでしょうか。もの凄く恥ずかしい、そして情けないという気持ちだったろうと思います。佐藤先生のお話の端々からそのようなことを
私は感じとりました。

 憲法解釈を変更すると日本は戦争できる国になるとよく言われます。新聞やテレビでいつも言われている
ことです。この憲法解釈を変更すること、あるいは憲法を改正するのはなぜでしょうか。それは、日本国が
自国民を守るためだと思います。そんなことをすれば自衛官が死ぬことになると言われますが、自衛官は覚悟を決めて以下の宣誓をするそうです。

 『私は我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し(中略)、事にのぞんでは危険をかえりみず、身を
もって責務の完遂につとめ、もって国民の負託にこたえることを誓います。』

 自衛官は日本国のため、ひいては日本人のために、どんな危険なことでも命令されたことは身命を賭して
任務を遂行する決意です。そういう決意を持っているからこそ東日本大震災では家族が被災しているのに
もかかわらず、他人の人命救助を優先しているのです。あるいは、福島の原発事故の際、原発の炉心を冷やすためにヘリコプターから水をかけることをも躊躇なく遂行できるのです。
 本来ならば、もしかしたら爆発するかもしれないし、放射能を浴びるかもしれないという恐怖があると思います。しかし、自衛官は勇気を持って任務を遂行されました。そのように先生は話されました。
 自衛官はこのように究極の自己犠牲の精神を持って任務を遂行されています。メディアや左翼政党が『自衛隊が自由になれば何をしでかすかわからない』と批判しますが、果たしてそうでしょうか。確かに外国の軍隊はそのようなところが一部にあるかもしれません。特に中国や北朝鮮のような独裁国であれば自国民を平気で殺すこともあるでしょう。しかし、日本は古来から『武士は百姓などの非戦闘員には手出ししない』という伝統があります。それが我が国のDNAです。マスコミや左翼政党の言うのは単なる妄想でしか無いのは明らかです。

 また、我が国ははき違えたシビリアンコントロールによって自衛官の力が十二分に発揮されていません。
その代表がポジティブリストです。自衛官は自衛隊法などの法律によって『これをやりなさい』と決められていて、それ以外のことができないのです。
 一方、日本以外の国はネガティブリストといって『これはしてはいけません』ということが書いてあり、それ以外は何をしてもいいとなっています。なぜこのようになっているかというと、非常事態というのは人間の想定外のことが発生する場合がよくあるからです。自然災害などはその典型です。災害時は、外国では軍が独自に活動をします。誰かに来てください、と言われなくても飛行機を飛ばしたりして状況を把握し、必要な装備や救援物資を積んで直ちに駆けつけるらしいです。通信網が寸断されている状況では助けを呼ぼうとしても呼べないのは明らかです。

 しかし、日本では自衛隊の出動を県知事などが要請しないと出動できないのです。 阪神・淡路大震災の
とき、もし自衛隊が外国の軍隊と同じであれば、直ちに活動を開始して人命救助をしていたと思います。
 しかし、当時は自衛隊違憲の党是を持った社会党の党首が総理大臣でした。そして、『なにぶんにも初めてのことですので』と国会で答弁していますが、このような無能な首相であっても自衛隊がネガティブリストで動ければ、勝手に動いて人命救助を直ちにすることができるのです。震災当時の自衛隊幹部は忸怩たる思いで出動命令を心待ちにしていたと思います。
 最近の話では埼玉県の知事が大雪で大変だった時(2014年2月ころ)、自衛隊に出動要請をしていないということがありました。この件は佐藤先生の講演とは関係ありませんが、それによって集落が孤立したという話です。これも、自衛隊がネガティブリストで動ければ、県の危機管理体制が脆弱でも危機管理のスペシャリストである自衛隊が直ちに動いて安全を提供できるのです。

 非常事態は災害だけではありません。他国からの侵略も非常事態です。この他国からの侵略も色々なケースが発生しますから、事前に『このようなときはこうしなさい』とリストアップしていても想定外のことが発生することも出てきます。その時は自衛隊は指を加えて待つしか無いのです。
 イラクの復興支援活動に派遣された佐藤先生は迫撃砲で攻撃されても、身をかがめてじっと耐えていたそうです。本来であれば応戦し、必要ならば追いかけて捕らえることによって、再発を防止することもできるので
しょうが、それもできなかったと言われていました。

 それから、戦争ができる国になれば自衛官が死ぬという点が言われていますが、日本人の利益のために
自衛官が殉職するということは普通のことだと思います。先のタンカーのことを佐藤先生は話されましたが、もし自衛隊が海外に艦艇を派遣していて、日本の船が海賊に襲われたら直ちに駆けつけることは当たり前です。自衛官の宣誓にもあるようにどんな 危険なことでも国民の付託に応えることならば、勇気を持って任務を遂行すると誓っているのです。
 戦争ができない国にしたいマスコミや、民主党や共産党などの左翼勢力は自衛官の命が失われると不安を煽りますが、逆の見方をすれば日本人でなければ死んでもいいということでしょうか。インド洋で日本のタンカーが襲われた時、アメリカの若者が命を落としています。日本のために日本人が殉職することは道理にかないますが、日本のためにアメリカの若者が殉職することはおかしい事ではないでしょうか。アメリカ人は『それはおかしい』ときっと言います。アメリカ人以外でも、多くの国では自国の軍隊が自国民を守るというのが普通です。

 世界には海賊やテロリストが活動する所がたくさんあります。先のタンカーのこともそうですし、2013年初めに起きたアルジェリアの人質事件でもそうです。相手は道理もへったくれもない、人の心が通じないものばかりです。そのようなところに駆けつけて救出できるのは、同胞であるという精神的なつながりがある自衛官以外に居ません。そうでなければ大金をはたいてアメリカかどこかの傭兵に頼むしか無いのではないでしょうか。ただし、危険な任務であればあるほど、金額は跳ね上がるし、引き受けてくれる人も限られてくると思います。困難な任務であるほどに最終的には自衛官でなければ任務を遂行することは無理ではないかと思います。

 日本がインド洋や南シナ海・東シナ海のシーレーンを守るために軍事力を行使できるようにしたら、もしかしたら自衛官が亡くなることがあるかもしれません。こんなことはもちろんあってはならないし、無いように最善の準備をするべきですが、仮にあったとしてもこれは日本の安全を守るために自衛官が望んで任務に殉じたのですから、国民は可哀想とか不憫とかを表すのではなく、その素晴らしい勇気に感謝することこそが大事だと思います。世界では軍人が尊敬されると聞いたことがありますが、自国民のために命をかけて危険な任務を遂行するのですから、尊敬されるのは当たり前です。

 長くなりましたが、途切れ途切れに聞いた佐藤先生のお話から、私が受け取ったことを書き連ねてみました。


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 話は前後しますが、列席されたのは和歌山県内の陸・海・空の自衛隊の幹部の方です。そのほか、県会議員の方、市会議員の方、上場企業の支社長、それから、県や市の危機管理の関係者も多数出席されていました。


来賓の自衛官


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 質疑応答も終わり、最後に県民を代表して長坂隆司氏(和歌山県議会議員)が感謝の言葉を述べられました。


長坂さんの挨拶


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 セミナーが終わり、佐藤先生が退席されたら、お越しになられた方も佐藤先生を追いかけるように外に出ました。デサフィナードの外では車待ちの佐藤先生に握手を求める一般の方や名刺交換を希望される自衛官の方などでごった返しました。


名刺交換
佐藤先生の追っかけ1
佐藤先生の追っかけ2


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 慣れないカメラワークといった大役を終え、一日の疲れがどっと出た私ですが、気持ちのいい達成感を味わいつつ、気だるい体を休めながら一息つきました。
デサフィナードのオーナーの木下氏が佐藤先生を関空まで送られています。

 私達は反省会も込めて食事会を行いました。食事は木下オーナーのおごりです。ごちそうさまでした。美味しかったです。
参加されたのは和歌山県隊友会和歌山市支部長の岡﨑さんを筆頭に、県隊友会所属の予備自衛官の方々、受付を担当してくれた美人女子大生のお二人と震災から命を守る会の平井と臼井です。


食事会の様子


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佐藤先生のご講演は平成26年5月31日に、わかやま新報に掲載されました。


わかやま新報記事


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以上が『危機管理セミナー』のご報告です。

拙い文章に最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
また、
開催にあたって後援・協力していただいた 公益社団法人隊友会様、
和歌山県防衛協会様、日本の農林業を考える会様、大樹会様、
そして個々にお力添え下さった皆様に この場をお借りして感謝申し上げます。
ありがとうございました。 今後も宜しく お願い申し上げます。

最後に、おすすめWEB サイトを お知らせ致します。



参議院議員 佐藤正久 公式 WEB サイト http://hige-sato.jp/

カフェ レストラン デサフィナード http://www.desafinado.jp/



震災から命を守る会 平井
  


2014年05月26日

「危機管理セミナー」のご報告


平成26年5月25日(日) 午後4:00~6:00 の間に
 レストランカフェ デサフィナードで開催致しました
 『危機管理セミナー「わが国を守るために成すべきこと」』 
特別講師「佐藤正久」参議院議員の力強い講演により、
活気あふれる満員立見の場となりました。
ご参加、ご協力いただきました皆々様に 心より
御礼申し上げます。

当日の模様と、講演内容につきましては、
近日中にアップしますので、しばらく お待ちください。



                      特定非営利活動法人
                      震災から命を守る会
                      理事長 臼井康浩